メイン | 仮想旅行記 episode1 「サハラが俺を呼んでいる」 »
2007年09月22日
尋問的自己紹介
男:「名前は…。」
私:「Mishima Akihiro、26歳、好きなキャッチコピーは“百人乗っても大丈夫”です。」
男:「職業は…。」
私:「一応、ホームページ制作会社で企画とか営業とかやってます。」
男:「広告代理店を退職したという前科があるが…。」
私:「はい、ウェブという媒体の無限の可能性をかんじまして。」
男:「…(沈黙)、好きな食べものは…。」
私:「カツカレーが好きです。」
男:「理由は。」
私:「はい、前日がカツもしくはカレー、当日が、カツもしくはカレーという、
母親の献立の気まぐれが生んだ奇跡の一品という勘違いから、好物になりました。」
男:「昨日の夜午後10時過ぎは、どこで、何をしていた。」
私:「はい、昨日は尾崎豊の15の夜を聞きながら、アクセス解析の本を読んでいました。」
SE:男、卓上ライトを私に近づける。
男:「アリバイは…。」
私:「……メディアプレイヤーの再生記録を見ていただければ…。」
男:「そこは裏がとれてる、お前が聞いていたのは、尾崎豊ではなく、近藤真彦、通称マッチの“愚か
者”だ。」
私:「…そ、それは。」
男:「お前がやったんだろ!お前が愚か者なんだろう!」
SE:男両手を机に叩きつける
私:「やっ、やってません。」
男:「お前、出身は…。」
私:「福岡です…。」
男:「オフクロさんは元気か、一人暮らしは寂しくはないか。」
私:「………………。」
男:「…カツ丼………食うか?」
私:「わ、私がやりました(泣)。」
男:「……そうか、よく吐いてくれた。」
私:「うぅ…うぅ…うぅ…(泣)、アイツが、あの野郎が、大分でウェブなんかじゃ飯食えないって…。」
男:「………。」
私:「うぅ…うぅ…うぅ…(泣)」
その日、
卓上ライトが怪しく照らすその狭い部屋には、
ひとりの男のすすり泣く声が一晩中響き続けたという。(おしまい)
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コメント
男:「団長、Mishimaが吐きました。やつの犯行でした。」
男の上司:「そうかぁ。お疲れさん、、。実は奴の父親と知り合いでな、、。」
男:「そっ、そうでしたか。」
男の上司:「うむぅ。奴も根っからの悪じゃない。」
男:「はい。私もそのように思います。奴、今後どうしますか?」
男の上司:「うむぅ~、明日ジャーマンスープレックス1発と卍固め、猪木闘魂ビンタ1発で釈放だ。」
男:「えっ!?早すぎませんか、、。」
男の上司:「いいんだ。奴はまだ若い。充分更生出来るだろう。そう、1つ言い忘れていた。」
男:「何でしょうか。」
男の上司:「猪木闘魂ビンタをする前に必ず奴のお腹をスリスリしてくれ。」
男:「???」
男の上司:「奴は無類の猪木好きでな。猪木は必ずスリスリしてるんだ。」
男:「………。分かりました。」
男の上司:「そして、卍固めのときの右腕は必ずガッツポーズだ。」
男:「奴に猪木を彷彿させるわけですね!」
男の上司:「ふっ そうだ。それで奴は必ず更生する。」
男:「わかりました!(独り言:団長は、なんて優しいんだぁぁぁ、涙。)」
次の日、
明るい日差しが差し込む取調室では、
「行くぞー! 1、2、3、ダァー」猪木コールが何度も繰り返し叫ばれ続けていたという。(おしまい)
Posted by: kagawa | 2007年10月12日 11:00